高知駅から東京駅の移動方法を比較|所要時間と最速ルート

移動まとめ

この記事で分かること

最速は羽田便で約3時間5分 LCCの成田便なら費用は半分以下 夜の最終列車は新幹線ではなく寝台特急

高知駅から東京駅までは、飛行機(羽田・成田)・鉄道・夜行バス・寝台特急・車と、実際に使える手段が8通りあります。この記事ではすべて「高知駅から東京駅まで」の駅から駅までの時間にそろえて並べ、最後に費用を横に並べました。

比較する軸この記事での扱い方
所要時間高知駅を出てから東京駅の改札を出るまで。空港連絡バス・保安検査・手荷物受取をすべて含めます
乗換回数鉄道どうしの乗り換えに加え、バスから列車への乗り継ぎ、ターミナル間の徒歩も1回として数えます
始発・最終接続する連絡バスや在来線の時刻まで突き合わせ、「実際に出発できる最後の時刻」を出します

高知港から東京への定期フェリー航路はありません。また、高知〜東京の昼行高速バスも設定がないため、この記事では扱っていません。

結論|移動方法まるわかり比較

順位移動方法所要時間乗換始発/最終(高知駅発)
1飛行機・羽田便
(手荷物なし)
約3時間5分2回6:15 / 17:50
※連絡バスの時刻
2飛行機・羽田便
(手荷物あり)
約3時間50分2回6:15 / 17:30
3飛行機・成田便(LCC)
ジェットスター
約4時間45分2回13:30
※1日1便のみ
4鉄道
特急南風+のぞみ(岡山経由)
約6時間15分1回6:00 / 17:13
※当日中に東京着
5車(高速道路)
高知IC〜東京IC 794km
約8時間36分
※休憩を除く走行時間
24時間可
6夜行バス
スマイルライナー/FLATON
約11時間20分0回19:45ごろ
※運行日をご確認ください
7寝台特急サンライズ瀬戸
南風で岡山乗り継ぎ
約11時間37分1回19:31
※毎日1本
8在来線のみ約16〜17時間10回以上早朝

ノードの数を並べると、手間の差がそのまま見えてきます。

① 羽田便ルート(約3時間5分)乗り継ぎ2回。高知から東京へ最も速い
高知駅BT─ バス30分 → 高知龍馬空港─ 待30分+飛行80分 → 羽田空港─ 15分+30分 → 東京駅
② 成田便(LCC)ルート(約4時間45分)ノードが1つ増える。第3ターミナルは駅から遠い
高知駅BT─ バス30分 → 高知龍馬空港─ 待60分+飛行95分 → 成田第3ターミナル─ 20分+バス80分 → 東京駅
③ 鉄道ルート(約6時間15分)乗り継ぎ1回。四国の特急では珍しく岡山まで直通
高知 6:00─ 南風2号 約2時間30分 → 岡山 8:30ごろ─ のぞみ 約3時間15分 → 東京 12:15
④ 寝台特急ルート(約11時間37分)乗り継ぎ1回。夜に高知を出られる最後の列車
高知 19:31─ 南風28号 → 岡山 21:57─ サンライズ瀬戸 22:34発 → 東京 翌7:08

※所要時間はいずれも定刻どおりに乗り継げた場合の値です。ダイヤ改正・道路状況・天候により変動します。

移動時間ランキング

1. 飛行機・羽田便(手荷物なし)約3時間5分
2. 飛行機・羽田便(手荷物あり)約3時間50分
3. 飛行機・成田便(LCC)約4時間45分
4. 鉄道(南風+のぞみ)約6時間15分
5. 車(高速道路)約8時間36分
6. 夜行バス(スマイルライナー)約11時間20分
7. 寝台特急サンライズ瀬戸約11時間37分
8. 在来線のみ約17時間
上位2つ 夜をまたぐ手段 その他

最も遅い在来線を100%としています。羽田便と在来線の差はおよそ5.5倍。高知から東京へは、時間で選ぶなら飛行機がはっきり抜けています。

飛行機|高知龍馬空港 → 羽田空港・成田空港

高知龍馬空港から東京へは、羽田行きがJAL・ANA合わせて1日10便、成田行きがジェットスターで1日1便の計11便。四国の空港のなかでは本数が多く、時間帯も朝から夜まで幅広くそろっています。

便名高知発東京着行き先
JAL49007:1008:30羽田
ANA56207:4009:00羽田
JAL49209:3511:00羽田
ANA56410:0511:25羽田
JAL49411:1512:40羽田
ANA56613:1514:40羽田
GK426(ジェットスター)14:4516:20成田
ANA56816:1017:40羽田
JAL49616:1017:45羽田
ANA57018:1519:45羽田
JAL49818:5520:25羽田

公式ルールと空港アクセス

項目内容
保安検査場の通過期限出発時刻の20分前まで(JAL国内線)
手荷物の預け締切出発時刻の30分前まで(JAL国内線)
高知駅→高知龍馬空港空港連絡バスで約25〜30分・900円。とさでん交通と高知駅前観光の2社が運行し、運賃は共通。往復回数券1,700円もあります
羽田空港→東京駅東京モノレール+JR(浜松町乗換)で約30分・約670円
成田空港→東京駅エアポートバス東京・成田で約62〜70分・1,500円。第3ターミナルから直接乗れます
成田第3ターミナル鉄道駅がありません。空港第2ビル駅までアクセス通路を徒歩約13分
意外な発見①:高知の空港連絡バスは、飛行機に接続していない

徳島や松山と違い、高知の空港連絡バスは航空便との接続運行をしていません。運行会社の時刻表にも「航空機の出発時刻との接続運行はしておりません」「航空機出発時刻の1時間前に到着するバスをご利用下さい」とはっきり書かれています。

実際に時刻を突き合わせると、最終のJAL498便(18時55分発)の保安検査締切は18時35分。これに間に合う最後のバスは高知駅17時50分発(空港18時25分着)で、締切まで10分しかありません。手荷物を預けるなら締切は18時25分なので、この便では間に合わず、17時30分発に乗る必要があります。ちなみにその日の最終バスは18時20分発(空港18時55分着)ですが、これは到着客向けで、出発には使えません。

荷物の有無・空港別で比較

👇 下のボタンを押すと、強調するグラフが切り替わります(3本とも常に表示されます)

羽田・手荷物なし 合計185分 (約3時間5分)
バス30
空港30
フライト80
15
都心30
羽田・手荷物あり 合計230分 (約3時間50分)
バス30
空港60
フライト80
受取30
都心30
成田・ジェットスター 合計285分 (約4時間45分)
バス30
空港60
フライト95
20
都心80
高知駅→空港(連絡バス) 空港での手続き・待機 フライト 降機〜到着ロビー 空港→東京駅

※3本のグラフは同じ物差し(290分を全幅)で描いています。同じ分数なら同じ長さです。

羽田便は手荷物の有無で45分違います。徳島や松山より差が大きいのは、高知の連絡バスが飛行機と接続していないぶん、余裕を持って早いバスに乗る必要があるからです。

LCC・成田ルート

ジェットスターのGK426便は高知14時45分発→成田16時20分着の1日1便。羽田便より1時間40分ほど余計にかかりますが、その内訳のほとんどは「成田から東京駅までの80分」です。

成田第3ターミナルには鉄道駅がなく、電車を使うなら空港第2ビル駅までアクセス通路を徒歩13分歩く必要があります。一方、エアポートバス東京・成田は第3ターミナルの目の前から東京駅まで直行するので、この区間ではバスのほうが素直です。

始発便と最終便

始発便
高知駅BT 連絡バス
6:15発
高知龍馬空港
6:45着 / 7:10発
羽田空港
8:30着
東京駅
9:15ごろ

JAL490便。バス到着は出発の25分前で、保安検査の締切まで5分しかありません。手荷物を預けるなら1本前のバスを

最終便
高知駅BT 連絡バス
17:50発(手荷物ありは17:30発)
高知龍馬空港
18:25着 / 18:55発
羽田空港
20:25着
東京駅
21:10ごろ

JAL498便

※フライト時刻は季節スケジュールで変わります。上りと下りで所要時間も異なります(高知発は1時間15〜35分)。ジェットスターは受託手荷物・座席指定が別料金です。ダイヤ改正で変動しますので、乗車前に公式時刻表をご確認ください。

鉄道|特急南風+のぞみ(岡山経由)

高知県には新幹線が通っていません。ただし高知には岡山まで乗り換えなしで走る特急「南風」があり、四国のなかでは新幹線に接続しやすい部類に入ります。乗り換えは岡山の1回だけです。

基本データ

区間列車所要時間本数の目安
高知 → 岡山特急南風(全車指定席)2時間26分〜2時間37分1日14本。日中はおおむね毎時13分発
岡山 → 東京のぞみ約3時間15分毎時1〜3本
高知 → 東京 合計約6時間15分〜6時間45分乗り換え1回(乗り継ぎ待ちを含む)

南風は途中の大歩危・小歩危で吉野川の渓谷沿いを走り、瀬戸大橋も渡ります。移動時間そのものを楽しみたいなら、この区間は乗る価値があります。

始発と最終

始発|高知 6:00発
高知発
6:00(南風2号)
岡山着
8:30ごろ
のぞみ乗り継ぎ
岡山 8:58発
東京着
12:15

岡山6時01分発の東京行き始発のぞみには、高知からは間に合いません。

最終|当日中に着くのは17:13発
高知発
17:13(南風24号)
岡山着
19:41ごろ
岡山発 東京行き最終のぞみ
20:37
東京着
23時台

南風はこの後も2本ありますが、東京行きの新幹線には接続しません。

意外な発見②:夜に高知を出られる「最後の列車」は新幹線ではない

高知発の最終の南風28号は19時31分発、岡山21時57分着。ところが岡山から東京へ向かう最終のぞみは20時37分発で、1時間20分も前に出てしまっています。ひとつ前の南風26号(18時38分発・岡山21時12分着)でも間に合いません。

では最終の南風は行き止まりなのかというと、そうではありません。岡山には22時34分発の寝台特急サンライズ瀬戸があり、南風28号からは37分の余裕で乗り継げます。高知から夜に東京へ向かう最後の列車は、新幹線ではなく寝台特急というのが、この区間の面白いところです。

※列車時刻はダイヤ改正のたびに数分ずれます。当日の実際の接続はJR四国の列車時刻検索などで必ずご確認ください。

夜に移動する方法

高知から夜のうちに東京へ移動する手段は2つ。寝台特急サンライズ瀬戸と、高知駅前観光の夜行バスです。所要時間はほぼ同じで、20分も違いません。

2つの夜行手段を比較

手段高知発東京着所要時間運行日
夜行バス
スマイルライナー(4列シート)
/FLATON(フルフラット)
19:45ごろ
高知駅BT 北口6番のりば
桟橋 19:15発
翌 7:05ごろ
バスターミナル東京八重洲
バスタ新宿は6:25ごろ
約11時間20分 運行日をご確認ください
寝台特急サンライズ瀬戸
南風28号で岡山乗り継ぎ
19:31
岡山 22:34発
翌 7:08
東京駅
約11時間37分 毎日1本

夜行バスは高知駅から乗り換えなしで東京八重洲まで行けるのが強みです。一方サンライズ瀬戸は岡山で乗り換えが必要ですが、横になって眠れる寝台である点と、毎日必ず走っている点が違います。バスは運行日が限られるため、日程が動かせない用事ではサンライズのほうが読みやすくなります。

意外な発見③:「ブルーメッツ号」はもう走っていない

高知〜新宿の夜行バスといえば、長らくとさでん交通と京王グループの「ブルーメッツ号」が知られていました。比較サイトや旅行情報サイトには今もこの名前が残っていますが、とさでん交通の公式サイトには「現在、東京線は運行しておりません」と明記されています

つまり2026年時点で、高知から東京へ直通する夜行バスは高知駅前観光のスマイルライナー/FLATONだけ。古い情報を見て「2社から選べる」と思って調べ始めると、選択肢が1つしかないことに後で気づくことになります。

※サンライズ瀬戸は全車寝台(ノビノビ座席を除く)で、乗車には乗車券・特急券に加えて寝台券が必要です。1日1本のため満席になりやすく、乗車1か月前の発売直後に押さえるのが基本になります。
※夜行バスの高知駅バスターミナル発時刻は便により前後します。ご予約時に必ずご確認ください。

在来線・車・バイク

所要時間一覧

手段ルート所要時間距離・乗換
車(高速道路) 高知IC →(高知道・瀬戸中央道・新名神・新東名)→ 東京IC 約8時間36分
休憩を除く走行時間
794km
バイク 車と同じルート 約8時間30分〜 794km
在来線のみ 高知 → 多度津 → 岡山 → 姫路 → 大阪 → 米原 → 大垣 → 豊橋 → 熱海 → 東京 約16〜17時間 乗換10回以上

車で東京へ向かう場合、瀬戸大橋を渡るか、明石海峡大橋を渡るかで距離が40km前後変わります。瀬戸中央道(瀬戸大橋)経由が794km、神戸淡路鳴門道経由だと832kmほど。料金はほぼ同じなので、渋滞状況で選ぶことになります。

在来線だけで移動する場合は、高知を早朝に出て東京着が22時台。乗り換えは10回を超え、途中で1回でも接続を落とすと当日中に着けません。青春18きっぷを使う場合を除けば、現実的な選択肢とは言いにくい区間です。

※在来線のみのルートは、途中の接続によって所要時間が大きく変わります。上記は目安です。
※高速道路の所要時間には休憩時間が含まれていません。実際には2〜3回の休憩を見込んでください。

まとめ|時間と費用をまとめて比較

並び順は所要時間の速い順のままです。条件は乗車日の1か月前に予約・片道・大人1名・通常期。駅から駅までの合計額で、空港連絡バスの費用も含めています。

順位移動方法所要時間費用の目安内訳・補足
1 飛行機・羽田便
(手荷物なし)
約3時間5分 約14,600〜20,600円 航空券 13,000〜19,000円
+空港連絡バス 900円
+羽田→東京駅 670円
2 飛行機・羽田便
(手荷物あり)
約3時間50分 約14,600〜20,600円 手荷物の預け入れは無料
費用は手荷物なしと同額
3 飛行機・成田便
(ジェットスター)
約4時間45分 約8,400〜15,400円 航空券 6,000〜13,000円
+空港連絡バス 900円
+成田→東京駅 1,500円
※受託手荷物・座席指定は別料金
4 鉄道
(南風+のぞみ)
約6時間15分 約22,500〜23,700円 南風(高知〜岡山)5,940円
+のぞみ指定席(岡山〜東京)17,770円
※通しの乗車券にすると約1,200円安く
5
(高速道路)
約8時間36分 約26,800円(1人)
約6,700円(4人で割った場合)
ETC通行料 17,450円
+ガソリン代 約9,300円
(燃費15km/L・175円/Lで試算)
6 夜行バス
スマイルライナー/FLATON
約11時間20分 約10,000〜13,000円 運行日・車両により変動
キャッシュレス決済割 300円引
学割 1,000円引
7 寝台特急
サンライズ瀬戸
約11時間37分 約27,000円前後 南風(高知〜岡山)5,940円
+サンライズ シングル(岡山〜東京)
 約21,800円
8 在来線のみ 約16〜17時間 約13,200円
(青春18きっぷなら1回分)
普通乗車券のみ
18きっぷ利用時は1日あたり約2,600円

時間順と費用順を並べると、この区間の主役がはっきりします。時間3位のジェットスター成田便が、費用では実質的な1位です。8,400円から乗れて所要4時間45分。羽田便より1時間40分遅いだけで、費用は半分以下になります。しかも夜行バス(約10,000〜13,000円)より安く、しかも6時間半以上速いという逆転が起きています。かつては「安さなら夜行バス」でしたが、高知〜東京にLCCが飛んでいる今、価格面での夜行バスの優位はほぼ消えました。時間で選ぶなら羽田便、費用で選ぶなら成田便という単純な二択になり、鉄道(約23,000円)と寝台特急(約27,000円)は、費用でも時間でも上位に食い込めていません。ただしサンライズ瀬戸は宿代1泊分が浮くと考えれば、実質の差はぐっと小さくなります。

押さえておくポイント

こんなときおすすめ理由
とにかく速く着きたい羽田便(始発)高知駅6時15分発で東京駅9時15分。2番目に速い手段より45分速い
費用をいちばん抑えたいジェットスター成田便8,400円から。夜行バスより安く、6時間半以上速い
日程を動かせない出張羽田便かサンライズ瀬戸この2つは毎日動いている。成田便は1日1便、夜行バスは運行日限定
夜まで高知にいたい羽田便の最終(18時55分発)ただし高知駅を出るのは17時50分。連絡バスが飛行機に接続していない点に注意
宿代も含めて考えたいサンライズ瀬戸翌朝7時08分に東京着。1泊分が浮く
4人以上で移動する4人で割ると1人6,700円ほど。荷物の量も気にしなくてよい

時刻・料金の確認先(公式サイト)

本記事の時刻・運賃は2026年7月時点で各社の公式情報を確認したものです。ダイヤ改正・運賃改定・季節スケジュールにより変動しますので、ご利用前に必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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